不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/17

首都圏分譲マンション賃料、4ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは17日、2022年7月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,333円(前月比0.5%上昇)と、小幅ながら4ヵ月ぶりに上昇した。都県別では東京都3,742円(同0.1%下落)と再び弱含み、前年同月比のプラス傾向は一服した。対照的に、神奈川県2,455円(同0.2%上昇)、埼玉県1,877円(同0.5%上昇)、千葉県1,846円(同0.4%上昇)と、軒並み上昇に転じた。しかし、上昇率自体は小幅にとどまっており、いずれも5月の水準を下回った。

 近畿圏は2,109円(同0.1%下落)と、わずかな弱含みにとどまった。大阪府は築浅事例が減少した影響で2,356円(同1.2%下落)と、7ヵ月ぶりのマイナスに。兵庫県は1,740円(同2.5%上昇)と、築古事例が減少して4ヵ月ぶりに大幅なプラスとなった。

 中部圏は1,921円(同1.6%上昇)、愛知県は1,958円(同1.5%上昇)と、築浅事例の増加によって共にプラスとなったが、5月の水準には至らなかった。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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