不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/9/20

首都圏の「住みたい街」、郊外駅が高い人気を維持

 (株)長谷工アーベストは16日、首都圏および近畿圏の「住みたい街(駅)ランキング2022」を発表した。

 Webによるアンケート調査を実施。首都圏の調査期間は7月14~19日、有効回答数は2,857件。近畿圏は5月27日~6月1日、1,605件。

 首都圏のトップは「吉祥寺」が昨年に引き続きトップに。2位は「横浜」(前年同率1位)、3位は「池袋」(同5位)となった。前年比で大幅にランクアップしたのは「川口」で、20位圏外から6位と初のトップ10入り。「鎌倉」(13位)、「和光市」(16位)も20位圏外から大幅にランクアップし、郊外の街(駅)が引き続き高い人気を維持する結果となった。

 ランキング上位の街(駅)の住みたい理由については、「都心部へのアクセスが良い」「商業施設が充実している」など、交通便や買い物便の良さを挙げる声が引き続き多かった。そのほか、「物価が安く住みやすい」「都内ほど住宅価格が高額ではない」など、生活コストを抑えたいとの意識が住みたい街(駅)選びに影響している様子がうかがえた。

 都県別ランキングでは、東京23区は「池袋」、東京市部は「吉祥寺」、神奈川は「横浜」、埼玉は「大宮」、千葉は「船橋」がトップ。

 近畿圏は「西宮北口」が1位、「大阪・梅田」が2位と、いずれも9年連続の同順位に。3位は「三宮」(前年5位)だった。前年比でみると、JR神戸・京都線沿線の駅が多くランクアップしたほか、「草津」(12位)、「和歌山」(24位)など、郊外エリアのJR沿線駅も順位を上げた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。