不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/5

勤務先のまちの魅力、「交通利便性」が1位に

 コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(株)は5日、働くまちに関する意識調査結果を発表した。首都圏1都3県に住む20~50歳代のビジネスパーソンの男女601名を対象に調査した。

 「働きたいオフィス街」と「憧れるオフィス街」について回答者に3つまで選択してもらった結果、1位は「丸の内」(働きたい:23.3%、憧れる:36.1%)、2位は「大手町」(同:12.3%、同:18.8%)に。3位は、働きたいオフィス街が「新宿(西口)」(12.1%)、憧れるオフィス街が「銀座」(10.1%)となった。

 そのまちを選択した理由については、働きたいまち・憧れるまちのどちらも、1位が「交通利便性」(働きたい:64.7%、憧れる:47.4%)、2位が「まちの雰囲気」(同:38.1%、同:38.8%)。3位は、働きたいまちでは「飲食店(ランチ)の充実度」(31.1%)、憧れるまちでは「ブランド力」(30.1%)に。同社では、コロナ禍をきっかけにリモートワークなどの導入・活用が進んでいるが、働くまちの魅力としては「交通利便性」は欠かせない要素であり、「まちの雰囲気」や「飲食店(ランチ)の充実度」という、そのまちに出勤することで体験できる魅力も大切な要素であることが分かった、とコメントしている。

 なお、調査回答者の勤務形態についても調査。回答者におけるテレワーク導入率は64.9%。回答者が進んでテレワークをする理由としては、「感染防止」「通勤時間がもったいない」の回答が多かった。一方で、進んでテレワークをしない理由では「会社の方針」「社員とのコミュニケーションのため」が多くを占めた。

 今後の出社頻度の増減意向については、「テレワークを増やしたい」が44.9%、「出社を増やしたい」が22.2%、「どちらでもない」が32.8%に。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。