不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/18

日本GLP、神戸市で全館冷凍冷蔵物流施設

「(仮称)六甲プロジェクト」外観イメージ

 日本GLP(株)は17日、同社が開発をサポートする全館冷凍冷蔵物流施設「(仮称)六甲プロジェクト」(神戸市東灘区)の概要を発表した。

 JA三井リース建物(株)(東京都中央区、代表取締役社長:工藤真樹氏)が開発するプロジェクト。日本GLPは建物・設備や仕様を企画し、開発をサポートする。10月1日に着工した。竣工後は、同社が物件を取得、藤原運輸(株)(大阪市西区、代表取締役社長:藤原輝之氏)に1棟丸ごと貸し出す予定。

 阪神高速5号湾岸線「六甲アイランド北」ICより約1.1km、阪神高速3号神戸線「魚崎」ICより約3.4kmと、神戸市内への配送および関西・中国地方の中間地点として広域配送が可能な立地。神戸新交通六甲アイランド線「アイランド北口」駅から徒歩圏内で、周辺エリアからの雇用確保も見込める。

 敷地面積約5,000平方メートル、延床面積約1万100平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階建て。防熱後の有効天井高約6.0mを確保、耐荷重は約2.0t/平方メートルで、保管効率を高める。

 BCP対策として非常用発電設備を設け、電気設備等を屋上に設置するなどの浸水対策を実施。自然冷媒の採用と緑化エリアを確保するほか、全館LEDの導入を予定している。CASBEE認証を取得予定。竣工は2024年3月の予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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