不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/25

21年の屋上緑化施工面積は約14.4ha

 国土交通省は24日、令和3年(2021年)の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。協力企業数は全国の造園建設会社、総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど547社。回答数は272社。調査期間は21年1~12月。

 21年の屋上緑化の施工面積は約14.4ha、壁面緑化の施工面積は約2.8haだった。調査を開始した00年から22年間の累計施工面積は、屋上緑化が約578ha、壁面緑化は約114haとなった。

 21年の屋上緑化の建物用途別施工面積割合は「工場・倉庫・車庫」(32.0%)が最も高い割合だった。用途別の傾向を見ると、00年~21年の合計では「住宅/共同住宅」「商業施設」「教育文化施設」の順で割合が高く、この3用途で全体の46.1%を占めた。
 また、21年の壁面緑化の建物用途別施工面積割合は「商業施設」(36.5%)が最多に。次いで「工場・倉庫・車庫」(11.9%)となり、この2用途で全体の約48.4%を占めた。

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国土交通省

国の行政事務を分担管理する機関のひとつ。国土交通省設置法に基づいて設置され、その長は国土交通大臣である。

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