不動産ニュース / その他

2022/11/15

芝浦工業大のキャンパスを居抜きでオフィスへ

「芝浦工大ビル」外観

  シービーアールイー(株)はこのほど、学校法人芝浦工業大学が保有する、東京都港区の「芝浦工大ビル」(芝浦キャンパス)のオフィスへの転用や仲介をサポートした。教育機関による大規模な保有不動産の有効活用案件は、同社にとって初の事例。

 敷地面積2,624.00平方メートル、延床面積1万2,491.62平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て。

 2021年11月に同ビルのオフィス転用に関するサポート業務(企画アドバイザリー、コンストラクションマネジメント、リーシングマネジメント)を受託し、22年4月に媒介契約を締結していた。

 オフィス転用にあたっては、工事や用途変更、賃貸物件としての賃料設定に関してアドバイスを実施。コスト・スケジュール・品質の厳格な管理のもと、収益最大化を目指した。また、環境、景観、防災からなるまちづくりガイドラインに基づき管理されたエリア「芝浦ルネサイトまちづくり連絡会」のA街区に位置していたため、隣地のB街区・C街区関係者との事前協議を実施。さまざまな関係法令を確認し、行政協議を重ね、まちづくりガイドラインも加味した上でオフィス化を実現した。

 同ビルは、居抜きで1棟貸しすることがすでに決まっている。10月1日に内装工事がスタート。23年2月末に入居予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。