リストアセットマネジメント(株)は5日、同社が設立したSPC(特別目的会社)において、複合ビル「三宅ビル」(横浜市戸塚区)の信託受益権を2022年12月28日に取得し、アセットマネジメント業務を受託したと発表した。
JR横須賀線「東戸塚」駅徒歩2分に位置。土地面積3,191.99平方メートル、延床面積1万4,286.41平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て、1991年10月築の店舗・オフィスビル。
同ビルは、視認性の高さや利便性が評価され、コロナ禍においても高いテナントニーズを維持している。同社は、今後も安定的な稼働を確保でき、長期保有から短期の売却まで投資家の多様なニーズに応えられる希少性のある物件と判断。グループ会社のリストデベロップメント(株)より信託受益権での取得、およびアセットマネジメント業務の受託に至った。
同社は「横浜湘南リート構想(仮称)」を推進しており、今回取得したビルも同構想に組み入れる予定。2023年12月時点で資産規模300億円以上、25年時点で1,000億円以上を目指す。