不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/1/24

初一人暮らし、希望に合致した物件を見つけた人は45%

 (株)LIFULLは24日、「『理想』と『現実』一人暮らし初心者ギャップ調査」結果を発表した。過去3年以内に初めて一人暮らしをした経験があり、かつ部屋選びにかかわった人を対象に、2022年12月14~15日に調査した。有効回答数は550人。

 初めての一人暮らしに当たり最初に希望していた物件の条件(理想)を聞いたところ、1位は「賃料・管理費が予算内」(54.2%)、2位が「通勤・通学がしやすい」(47.6%)、3位「買い物が便利」(42.5%)となった。
 一方実際に住んだ物件の条件(現実)では、1位「買い物が便利」(47.5%)、2位「通勤・通学がしやすい」(44.4%)、3位「賃料・管理費が予算内」(39.1%)と、希望条件の1位と3位が逆となる結果に。
 また希望条件では8位にランクインしていた「希望する間取り(部屋数)」(18.0%)が、実際に住んだの物件の条件ではランク外となった。

 実際に住んでみて、そこまで必要ではなかったと思う条件についても聞いたところ、1位は「部屋が広い」(34.3%)、2位は「初期費用が抑えられる」(34.0%)、3位は「買い物が便利」(29.9%)だった。

 予算と条件については、「予算内で条件に合う物件が見つかった」が44.5%で約半数を占めた。「条件を見直して予算内に収まる物件を選択」は33.1%、「予算を挙げて条件に合う物件を選択」は14.4%で、予算重視派が予算度外視派より2倍以上多い結果となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。