不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/20

長谷工、浦安に木造ハイブリッド賃貸マンション

「ブランシエスタ浦安」外観。バルコニー外壁に凹凸をつけシャープな印象に

 (株)長谷工コーポレーションは20日、15日に竣工した鉄筋コンクリートと木造のハイブリッド構造を採用した賃貸マンション「ブランシエスタ浦安」(千葉県浦安市、総戸数208戸)を関係者に公開した。

 東京メトロ東西線「浦安」駅徒歩7分に立地。鉄筋コンクリート造、最上階の一部を木造としたハイブリッド構造地上7階建て。環境配慮型コンクリート「H-BAコンクリート」を採用。外壁は木材チップを50%練り込んだサイディング仕上げとしている。住居部分に木造を採用した物件は、同社では初めて。同物件においては119tのCO2削減を実現している。

 住戸は、1~6階が1K(21.45~22.16平方メートル)・1DK(29.09平方メートル)の194戸。7階は2LDK(47.51~59.83平方メートル)のファミリー向け14戸。

 最上階の住戸は、勾配屋根を利用しロフトを設置。最大天井高は約3.2mを確保している。天井とロフト格子には杉板を採用。ダウンライトを実装し、あたたかみのある空間を演出している。自動制御機能付きのシーリングファンも設置し、部屋の中の空気を循環させ快適な温度を保つ。キッチンにはビルトイン食器洗い乾燥機も備えた。

 共用施設として、エントランス付近にカウンター・ブースの2タイプのシェアラウンジを用意。入居者専用のフィットネススタジオも設置し、8~23時の間利用できる。

 賃料は8万5,000~25万2,000円。1~6階の約9割の住戸は法人が契約済み。7階・14戸は1月末から募集を開始し、現在6戸の申し込みがあるという。

最上階の住戸。勾配屋根を利用したロフトを設置、天井とロフト格子には杉板を採用している
入居者専用のフィットネススタジオは8~23時の間、自由に利用することが可能

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