不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/5/1

首都圏新築M坪単価、前期比28%の大幅上昇

 (株)東京カンテイは1日、2023年第1四半期(1~3月)における、首都圏の新築・中古(既存)マンション市場の四半期調査レポートを公表した。

 首都圏の新築マンション坪単価は445万4,000円(前期比28.2%上昇)で、3期連続のプラスとなった。東京都の供給戸数シェアが60.3%(前期:54.0%)に拡大。東京都港区三田で坪単価1,000万円以上の住戸が多数分譲されたことも、価格水準の引き上げに作用した。

 既存マンションの坪は227万7,000円(前期比0.6%上昇)で、11期連続のプラス。「築5年以内」は平均坪単価407万2,000円、「10年以内」は同345万2,000円、「20年以内」は同288万8,000円、「30年以内」は同217万6,000円、「30年超」は同165万8,000円。「10年以内」「30年以内」は反転下落した一方、「5年以内」は2期連続で上昇し、集計以来初めて400万円台に達した。

 大手ディベロッパーの供給シェアは37.8%(前期比1.0ポイント上昇)と、わずかながら4期連続で拡大した。

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ディベロッパー

不動産開発業者。英語のdeveloper。

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