不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、「不動産のプロが選ぶ! 環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備ランキング」の結果を公表した。4月13~20日に全国の同社加盟店を対象に、インターネットによるアンケートを実施。有効回答数は844。
「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」の1位は「複層ガラス」(50.9%)だった。外気の遮断で冷暖房費の削減につながる効果の他、「防音に効果的」、「防犯対策になる」といった声が挙がった。2位は「共用部などでのLED照明の設置」(38.0%)で、「24時間点灯している共用部の照明の節電につながる」「交換時期が長く、ごみを減らすことにつながる」といったコメントが寄せられた。3位は「太陽光発電システム」(21.2%)で、「クリーンエネルギー化につながる」の他、東日本大震災を経験しているエリアでは「停電時に助かる」といった声も聞かれた。
「環境に配慮した住まいに関して注目しているトピックス」では、「ソーラーシステム」(18.4%)が1位に。「ガスや電気代の節約につながる」や「不動産購入後に検討され、設置される方も非常に多い」というコメントが寄せられた。2位は「ZEH」で、「光熱費が高騰しているので消費量がゼロになるのは魅力的」という意見があった。3位は「エコ住宅」(11.0%)で、「最近の異常気象等から地球環境を考慮した場合、自然エネルギーの活用が一番有用と思える」という意見がみられた。