不動産ニュース / 開発・分譲

2023/6/5

物流施設開発に参入。初弾を厚木で竣工/中央日土地

物流施設「LOGIWITH(ロジウィズ)厚木」

 中央日本土地建物(株)は2日、物流施設開発事業の初弾物件「LOGIWITH(ロジウィズ)厚木」(神奈川県厚木市)を竣工した。

 圏央道「相模原愛川」ICから3.2km、神奈川県内陸工業団地の中心部に位置。同エリアは中津原台地の上に位置し、洪水・浸水・液状化リスクが低くBCPの観点から安全性が高い。また、神奈川中央交通「中二丁目」バス停から徒歩1分と通勤利便性にも優れる。

 敷地面積約1万3,124平方メートル。鉄骨造鉄骨鉄筋コンクリート造地上5階建て、延床面積約2万6,708平方メートル。1フロア5,000平方メートル超で、梁下は5.5mを確保した。1平方メートル当たりの耐荷重は1.5t。各フロア、2区画まで分割可能とする。

 同社は同物件より、物流施設開発事業に本格参入。現在、愛知県一宮市、東京都八王子市において物流施設の開発を進めており、また、千葉県習志野市、神奈川県綾瀬市でも物流施設用地を取得済み。今後、開発を加速していく。

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事業継続計画(BCP)

事業組織が脅威にさらされた場合に、その影響を予防・軽減し、事態の回復を図るための計画をいう。 危機管理手法の一つで、BCP(Business Continuity Planning)と略称される。

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