不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/6/12

首都圏既存マンション成約価格、36ヵ月連続上昇

 (公財)東日本不動産流通機構は12日、2023年5月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,737件(前年同月比4.9%減)と、2ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都1,445件(同5.1%減)、埼玉県302件(同13.0%減)、千葉県322件(同5.6%減)、神奈川県668件(同0.1%増)。神奈川県以外は前年同月比で減少となり、埼玉県は17ヵ月連続で前年同月を下回った。

 1平方メートル当たりの成約単価は70万9,500円(同8.1%上昇)と、20年5月から37ヵ月連続で前年同月比プラス。成約価格は4,569万円(同9.5%上昇)と20年6月から36ヵ月連続の前年同月比プラス。新規登録件数は1万5,601件(同15.3%増)と大幅増となり、5ヵ月連続で前年同月を上回った。前月比では9.6%減少した。在庫件数は4万5,779件(同23.6%増)と大幅増となり、22年2月から16ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 既存戸建ての成約件数は1,111件(同3.7%減)で、22年1月から17ヵ月連続で前年同月を下回った。成約価格は3,722万円(同0.1%上昇)と、20年11月から31ヵ月連続で前年同月を上回っている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。