不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/3

上海市でオフィス開発プロジェクトに参画/三菱地所

「晶耀虹橋」プロジェクトの完成イメージ

 三菱地所(株)は3日、中国上海市におけるオフィス開発プロジェクト「晶耀虹橋 (Crystal Bridge)」への参画を発表した。

 米系大手ディベロッパーのTishman Speyer社、国有不動産企業の新長寧集団、大手運送サービス企業のHuoLaLa社との共同事業。開発地は地下鉄「婁山関路」駅に直結。3万5,587.5平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート造5棟の複合建物を開発する。延床面積は24万6,350平方メートル。
 開放的なサンクンガーデンを設け、地上・地下を一体的に往来できる公共空間とする。また商業ゾーンには店舗を厳選して誘致することで、来街者の回遊につなげる。オフィス階については2,000平方メートルを超える面積を確保する。
 街区内では緑化を進め、建物の環境性能にも配慮することで「LEED」認証を取得する予定。
 総事業費は約1,700億円の見込み。

 三菱地所グループにとって、中国上海市内における初のオフィス開発プロジェクトとなる。

 竣工は2025年の予定。

サンクンガーデンイメージ

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。