不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/12

横浜の高層ビル建設に向け、特定目的会社を設立

 日本郵船(株)は11日、三菱地所(株)、鹿島建設(株)と共同で特定目的会社を設立した。

 同特定目的会社を通じて、「横濱ビル」(横浜市中区)の跡地に、高さ99mの高層複合ビル「横浜タワー棟」を建設する。

 2022年1月、日本郵船と三菱地所、隣接街区の開発事業者である(株)宇徳が、約1.5haの横浜市中区海岸通り地区内における都市計画の変更を横浜市に提案。都心臨海部の地区間の連携強化と都市機能強化を図っている。

 「横浜タワー棟」は、横浜市中区海岸通り地区内に立地。国際競争力強化に向け、業務機能やホテル機能等を導入する都市再生事業を目的に建て替えが行なわれる。

 竣工は26年秋から冬頃の予定。

 なお日本郵船は、30年代前半頃の竣工を目指し、本社を置く「郵船ビルディング」(東京都千代田区)の建て替えの検討も開始した。建て替え期間中は、本社機能を「横浜タワー棟」に一時移転する計画。

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