不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/8/24

首都圏既存マンション価格、5ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは24日、2023年7月の三大都市圏の中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は4,805万円(前月比0.6%下落)となり、5ヵ月連続の下落。都県別にみると、東京都は6,408万円(同0.3%下落)、神奈川県は3,687万円(同0.5%上昇)、埼玉県3,024万円(同0.3%下落)、千葉県2,804万円(同0.1%下落)となった。東京都が小幅ながら3ヵ月連続下落し、埼玉や千葉でもマイナスを示した一方で、神奈川県では小幅ながら再び上昇して集計開始後の最高値を更新している。

 近畿圏の平均は2,905万円(同0.1%上昇)と小幅ながら上昇。大阪府は3,087万円(同0.2%下落)、兵庫県は2,552万円(同0.4%上昇)と小幅ながら3ヵ月連続で上昇。大阪府では、3ヵ月連続で下落しており、前年同月の上昇率は1%を割り込んだ。

 中部圏の平均は2,253万円(同1.3%下落)。愛知県は2,401万円(同1.6%下落)と、いずれも年初以来の最低値を示している。

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