不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/7

首都圏既存戸建て価格は連続上昇

 (株)東京カンテイは7日、2023年8月の主要都市圏・主要都市における中古(既存)一戸建て住宅の価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内で、土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,890万円(前月比0.2%上昇)と連続上昇した。都県別では、東京都6,086万円(同1.7%上昇)と、2ヵ月連続で上昇。神奈川県は4,171万円(同0.2%下落)と3ヵ月連続で下落した。千葉県は2,728万円(同3.0%下落)で反転下落。埼玉県は2,857万円(同1.3%下落)と3ヵ月連続の下落となった。東京都の上昇が首都圏全体の平均値を押し上げたが、その他の地域は下落した。

 近畿圏は2,782万円(同2.0%下落)と反転下落した。府県別では、大阪府は3,148万円(同5.2%下落)、兵庫県も2,677万円(同5.0%下落)といずれも反転下落した。京都府は3,451万円(同1.3%上昇)と3ヵ月連続の上昇。

 中部圏は2,483万円(同4.1%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。愛知県は3,040万円(同0.9%下落)と下落に転じた。

 宮城県は2,625万円(同10.5%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落。福岡県は2,183万円(同7.9%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。