不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/11

野村不他、千葉・松戸で住宅370戸の複合再開発

 野村不動産(株)と(株)長谷工コーポレーション(株)は11日、「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」(千葉県松戸市)の市街地再開発組合の参加組合員として事業参画することを発表。10日に開かれた同組合の設立総会で決定した。

 JR常磐線「北小金」駅徒歩1分の約0.9haの再開発プロジェクト。1994年に事業完了した近隣の市街地再開発によって賑わいはあるものの、今回の地区内には狭隘道路や老朽化した建物、低未利用地が混在し、防災性や安全性・快適性に課題を抱えているエリアだ。今回のプロジェクトにおいて、防災性の向上やオープンスペースの創出などといった基盤整備を行なうことで魅力的なまちづくりを行なう。

 1街区、2街区と約1,000平方メートルの広場空間で構成。建築面積は1街区が約1,400平方メートル、2街区が約1,100平方メートル。約370戸の住宅・商業施設・駐車場等を整備する計画で、延床面積は1街区が約2万2,150平方メートル、2街区が約9,400平方メートル。

この記事の用語

市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。