不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/12

23年度1Qリフォーム工事、受注高が23%増

 国土交通省は11日、2023年度第1四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表。4~6月に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者を対象に調査した。

 同期の受注高は3兆4,507億円(前年同期比23.1%増)。そのうち住宅に係る工事は1兆1,471億円(同26.0%増)、非住宅建築物は2兆3,037億円(同21.7%増)だった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が142億円(同8.2%増)、「一部改築工事」が540億円(同113.8%増)、「改装・改修工事」が8,916億円(同29.4%増)、「維持・修理工事」が1,872億円(同2.6%増)。

 非住宅建築物は、「増築工事」が1,044億円(同45.8%減)、「一部改築工事」が541億円(同45.1%増)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が2兆1,452億円(同29.0%増)となった。

 工事目的別の受注件数は、住宅は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(186万3,645件、同8.2%増)、「省エネルギー対策」(11万7,638件、同151.6%増)の順に多かった。非住宅建築物も「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(68万6,649件、同26.4%増)、「省エネルギー対策」(7万6,842件、同99.5%増)の順だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年1月号
地域で目立つ企業になるには…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/12/5

「月刊不動産流通2025年1月号」発売中!

各地で活躍している地場の企業は、どのような戦略を立て営業をしているのでしょうか。「月刊不動産流通2025年1月号」では、毎年恒例の「活躍する地場企業の戦略を探る」を掲載!

今年は秋田県、仙台市、群馬県、埼玉県、東京都、石川県、大阪市、香川県、福岡市の企業を取材しました。エリアやターゲットにより、各社多様な取り組みを行なっています。