国土交通省は11日、「令和5年度既存建築物省エネ化推進事業」の第2回提案募集を開始した。
既存建築物の省エネ化の推進および関連投資の活性化を図るため、躯体の改修や空調の効率化に資する換気設備の導入を行なう民間等による省エネ改修工事を支援する。
補助対象は、省エネ改修工事、併せて実施するバリアフリー改修工事、エネルギー計測、省エネ性能の費用。補助率は補助対象工事の3分の1。1件当たり5,000万円が限度(設備部分は2,500万円)。
躯体(壁・天井等)の省エネ改修を伴うこと、改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれること、改修後に耐震性を有すること、などの要件をすべて満たす必要がある。
応募期間は、10月10日まで。採択事業は、2024年1月頃をめどに発表する予定。詳細は、同事業評価事務局ホームページ参照。