(株)長谷工アーベストは14日、首都圏の「住みたい街(駅)ランキング2023」を発表した。
7月15~20日に、Webによるアンケート調査を実施。有効回答数は2,854件。
首都圏総合ランキングでは、「横浜」が昨年の2位からトップに返り咲いた。2位は「吉祥寺」(前年1位)、3位は「大宮」(同4位)となった。昨年比で大幅にランクアップしたのは、「武蔵小杉」(前年20位圏外から6位)、「川崎」(同16位から8位)、「調布」(同20位圏外から8位)など、23区に隣接する郊外中核の街(駅)。「都心・通勤アクセスの良さ」や「商業施設の充実」等が評価された。
「武蔵小杉」については、「交通利便性・生活利便性の高さ」に加え、「相鉄・東急直通線開業により、利便性が良くなった」「防災の見直しが進んでいる」等の声が聞かれた。
また、「千葉」(16位)、「町田」(16位)、「橋本」(20位)は、昨年の20位圏外から大幅にランクアップ。「橋本」は、27年のリニア駅開業に向け、駅前のマンションやビルの建設が進んでおり、今後の街の発展への期待感が高まっている。
都県別ランキングでは、東京23区は「恵比寿」、東京市部は「吉祥寺」。神奈川は「横浜」、埼玉は「大宮」、千葉は「千葉」がそれぞれトップとなった。