不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/19

岡山県に2棟の物流施設を開発/GLP

 日本GLP(株)は15日、物流施設「GLP 早島Ⅲ」(岡山県都窪郡早島町)と「GLP 早島Ⅳ」(同)の開発計画を発表した。

 山陽自動車道・瀬戸中央自動車道「早島IC」から約1.9kmの地に開発する。物流施設が立ち並ぶエリアで、関西・中四国エリアの各大都市圏の中間点に位置する。

 「GLP 早島Ⅲ」は、敷地面積約1万1,000平方メートル。耐震造地上3階建て、延床面積約1万8,000平方メートル。低床、高床バースを併設し、倉庫内には空調設備を実装する。ZEB Ready認証を取得する予定。両備ホールディングス(株) 両備トランスポートカンパニーの専用施設としてBTS型で開発する。着工は2024年1月、竣工は25年1月末の予定。

 「GLP 早島IV」は、敷地面積約3万3,000平方メートル。耐震造地上3階建て、延床面積約5万5,000平方メートル。マルチテナント型で最大9社の入居が可能。最小区画約1,300坪台からで、さまざまな面積プランを用意する。各区画に垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置。休憩室やシャワー設備なども用意する。ZEB Ready認証を取得する予定。着工は24年7月、竣工は25年9月末の予定。

 2棟の開発により、岡山県内で管理・運営する物件は、「GLP 早島」、「GLP 早島Ⅱ」を含め7棟となる。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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