不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/25

「グラングリーン大阪」が24年9月に先行まちびらき

「グラングリーン大阪」開業予定範囲図

 三菱地所(株)を代表企業とするJV9社(※)は25日、「グラングリーン大阪」(大阪市北区)の先行まちびらきを、2024年9月に行なうと発表した。

 同プロジェクトでは、JR「大阪」駅前に広がる約9haの土地に、5つの機能(業務・商業・居住・宿泊・中核)を持つまちを開発。「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をまちづくりの目標とし、4万5,000平方メートルの「うめきた公園」や広場、屋上緑化、壁面緑化などを合わせ、約8haの緑化空間を整備する。

 24年9月に、うめきた公園(サウスパークの全面・ノースパークの一部)および北街区賃貸棟が先行開業。南街区賃貸棟は25年春頃、うめきた公園後行工区(ノースパークの一部)は27年春頃に開業する予定。

 事業者JVは、うめきた公園のパークマネジメントと、まち全体のエリアマネジメントを一体的に運営する(一社)うめきたMMOを6月1日に設立。今後、さまざまな連携先と協業し、駅前におけるパブリックスペースの維持管理や、都市の国際競争力向上に資する各種プログラム・イベントを長期的に担う。

 また、同プロジェクトのサステナブル/SDGsや共創等の価値観を踏まえ、まちの魅力と企業価値を共に成長させる制度「MIDORI パートナー制度」を創設。持続可能な社会づくり、来街者のQOL向上等の課題解決に向けた活動・発信を、参加企業と推進していく。

(※)三菱地所、大阪ガス都市開発(株)、オリックス不動産(株)、関電不動産開発(株)、積水ハウス(株)、(株)竹中工務店、阪急電鉄(株)、三菱地所レジデンス(株)、うめきた開発特定目的会社。

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SDGs

国連が定めた世界が共通に達成すべき目標。SDGsは、英語のSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語である。

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