旭化成ホームズ(株)は8日、建築現場で使用する電力を再生可能エネルギーに切り替えると発表した。
同社は2018年より、「ヘーベル電気」を、関東・関西エリアのヘーベルハウス・へーベルメゾンオーナー向けに提供してきた。19年には供給範囲を全営業エリアに拡大。併せて固定価格買取制度(FIT)の固定買い取り期間が満了した同社顧客から余剰電力を買い取るサービスを開始した。予想を上回るペースで余剰電力の買い取りが拡大していることから、建築現場で使用する電力を、「ヘーベル電気」の再生エネルギー由来の電力で充当することにした。
対象物件は、東京電力の供給エリアで、11月15日以降に着工する「ヘーベルハウス」、「ヘーベルメゾン」。想定する二酸化炭素排出削減量は約1,700t。全建築現場で使用する電力から発生するCO2の約70%に相当する。
東京電力供給エリア以外については、24年夏以降に順次切り替えていく予定。