東急グループは20日、ザ・キャピトルホテル 東急(東京都千代田区)で記者懇談会を開催した。
冒頭、挨拶に立った東急(株)取締役社長社長執行役員の堀江正博氏は、2023年の東急グループのトピックスを振り返った。「1月末に東急百貨店本店が営業を終了し、複合施設『Shibuya Upper West Project』が始動した。3月には新線・東急新横浜線が開業。沿線地域が拡大すると共に新幹線へのアクセス性も飛躍的に向上し、新たな需要を取り込んでいる。4月には『東急歌舞伎町タワー』が開業し、10月末時点で377万人が来場するなどかなりの反響を得ている」と述べた。
23年12月には、渋谷・桜丘エリアに新たな複合施設「Shibuya Sakura Stage」が開業する予定だ。「併せて、『渋谷』駅と『渋谷ストリーム』をつなぐ歩行者ネットワークを形成し、まちの回遊性を高める。今後も、人間の文化的要素である楽しさ・豊かさ・美しさを提供するまちづくりに努めていきたい」と語った。