不動産ニュース / その他

2023/12/7

Re-Seed、大規模商業施設向けESG投資で提携

 国土交通省・環境省のESG基金を基に投資を行なう(一社)環境不動産普及促進機構(以下、「Re-Seed機構」)は7日、大規模商業施設向けESG投資において、アジア・パシフィック・ランド(ジャパン)リミテッド(以下、「APLJ」)と提携すると発表した。

 APLJは、不動産の投資・開発およびプライベート・エクイティを手掛けるプライベートカンパニー。アジア・パシフィック・ランド・リミテッドグループが大規模商業施設への新規投資を行なう場合、施設を保有するSPCに対し、Re-Seed機構が共同エクイティ出資またはメザニン融資を通じ、リスクマネーを供給する。

 大規模商業施設は、空調・照明等による環境負荷が大きく、CO2排出の割合も非常に高いことから、施設に適切な環境改修を実施して環境性能を改善させることが求められている。APLJでは、環境改修およびバリューアップの実施を前提に、2年以内を目標に計1,000億円程度の大規模商業施設向け新規投資への取り組みを計画。提携に基づく共同投資により、環境改修や認証取得を通じた施設のコスト低下のみならず、施設の魅力を高めることで流動性を向上させ、投資対象の安定性と利回りの確保を図っていく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆