不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/12/8

首都圏の小規模戸建て価格、4ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは7日、2023年11月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,290万円(前月比0.6%上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇した。都県別では、東京都が6,503万円(同4.0%上昇)と、6,500万円を超える高い水準となり、首都圏全体の価格を押し上げた。神奈川県は4,623万円(同2.0%下落)、千葉県は4,334万円(同0.6%下落)、埼玉県は4,448万円(同0.8%下落)と、3県は軒並み下落。供給戸数は前月から引き続き全都県で増加し、首都圏全体では2,000戸を超えた。

 近畿圏の平均価格は3,860万円(同1.8%下落)と反転下落。主要府県別では、大阪府が3,727万円(同1.5%下落)、兵庫県が4,408万円(同0.2%下落)、京都府が3,728万円(同1.7%下落)と、主要3府県すべてで価格が下落した。

 中部圏は3,681万円(同5.6%下落)と2ヵ月連続で下落。愛知県は3,736万円(同7.5%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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