不動産ニュース / その他

2024/1/26

原状回復工事のCO2排出99%減へ、壁紙塗装の新提案

 塗料の販売等を手掛ける関西ペイントプラーノ(株)、首都圏等でリフォーム事業等を手掛ける(株)イズミリフォーム、住宅内装工事の低環境負荷化などに取り組む(一社)インテリアペインター協会は25日、原状回復工事における環境負荷低減・工期短縮を目的とした「クロスカラーリングサービス」に関する事業を開始した。

 「クロスカラーリングサービス」は壁紙張り替え工事の代替となるサービス。既存の壁紙の上から着色する形式であるため、CO2排出量を約99%、施工作業時間を約50%、施工費用を40~50%削減できる。また、石綿含有調査も最低限で済む点が特徴。

 賃貸住宅の内装原状回復工事や、ホテルや商業施設の内装リニューアルなどでの活用を提案する予定。サービス対象エリアは一都三県の計画で、初弾として東京・神奈川で実証実験を行なう。

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