不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/9

白金高輪エリアで大規模複合再開発/東急不他

完成予想CG

 東急不動産(株)、大成建設(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、大成有楽不動産(株)、日本郵政不動産(株)は9日、参加組合員として参画している「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事より権利変換計画の認可を受けたと発表した。

 東京メトロ他「白金高輪」駅まで徒歩3分、約1.6haの再開発プロジェクト。A・B街区に共同住宅、店舗、子育て支援施設などを整備する。
 A街区の建物は、高層棟:地下1階地上39階建て、中層棟:地下1階地上14階建て。総戸数973戸、延床面積は約9万7,000平方メートル。B街区の建物は、地上4階建て、総戸数18戸、延床面積約1,900平方メートル。

 約3,300平方メートルの広場空間も整備。地域住民の交流・活動の拠点として、広場横に「地域交流スペース」を設けることで、周辺地域も交えた新たなにぎわいの創出を目指す。

 また、細く歩道のない現状の区画道路を再開発により改善。万一の災害時などにも有効に機能する基盤整備を行なう。広場空間には、有事の際の帰宅困難者の一時滞留スペース、防災備蓄倉庫を設け、地域の防災性向上にも貢献する。

 3月に解体工事着工、6月に本体工事着工、2028年度に竣工予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。