不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2024/2/13

ビル事業など好調で増収増益/東建23年12月期

 東京建物(株)は13日、2023年12月期決算(連結)を発表した。

 当期(23年1月1日~12月31日)は、営業収益3,759億4,600万円(前期比7.4%増)、営業利益705億800万円(同9.4%増)。営業利益に持分法による投資損益を加えた事業利益744億2,800円(同12.3%増)、経常利益694億7,100万円(同9.3%増)、当期純利益450億8,400万円(同4.7%増)となった。

 主力のビル事業では、投資家向け物件売却として「T-LOGI習志野II」、「T-LOGI本庄児玉」等を収益に計上。一方、ビル賃貸における費用が前年度比で増加した結果、営業収益は1,552億5,600万円(同7.0%増)、営業利益は384億8,300万円(同5.9%減)、事業利益は401億5,300万円(同2.5%減)となった。

 住宅事業は、市街地再開発事業「SHIROKANE The SKY」等の分譲マンションの他、投資家向け売却用の賃貸マンション「Blan Canvas 六甲道」等計1,058戸を計上。営業収益は1,341億4,000万円(同2.1%増)、営業利益は271億5,500万円(同16.5%増)、事業利益は271億4,900万円(同16.5%増)となった。

 次期は、営業収益4,950億円、営業利益750億円、事業利益770億円、経常利益670億円、当期純利益480億円を見込む。

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営業利益

企業会計上の概念で、企業の一般的な営業活動から生まれた利益をいう。 当期の損益計算書をもとに、営業収益(売上高)から売上原価を引き(その値が売上総利益)、さらに販売費および一般管理費を差し引いて算出される。

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