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2024/2/28

MVAグランプリは「Jワザック両国」管理組合/管理協

グランプリを受賞したJワザック両国管理組合理事長の片岡氏(中央)

 (一社)マンション管理業協会は28日、「マンション・バリューアップ・アワード(MVA)2023」授賞事例発表会を、すまい・るホール(東京都文京区)で開催した。

 マンションの住み心地(居住価値)を高めるため、建物資産の維持・向上を図るための取り組みや提案を募集・顕彰するもの。今回は、全国の管理会社社員や管理組合より423件の応募があった。

 「マンションライフ部門」162事例、「工事・メンテナンス部門」98事例、「防災・防犯部門」67事例、「管理組合運営部門」69事例、「マンション管理適正評価部門」27事例から、部門賞を1事例ずつ選出した。
 審査委員長で横浜市立大学国際教養学部教授の齊藤広子氏は、「応募された事例は、どれもマンション管理の知の結晶。夢と希望、知恵、そして勇気をいただいた。行動しないと何も実現できない、“やればできる!”という気持ちで、諦めず、楽しんでマンション管理に取り組んでください」と講評。

 グランプリは、マンション管理適正評価部門から、Jワザック両国(東京都墨田区)管理組合の「★2つから★5つへの大幅な評価UPを実現!~いかにして1年後に大幅な評価UPを実現することができたのか⁉~」がグランプリを受賞。理事長の片岡忠朗氏は、「マンション管理適正評価制度は、適切な管理を実現するために必要不可欠。国内にもっと浸透させていかなくてはならないと感じている。微力ながら、制度の普及促進のために力を尽くしたい」とコメントした。

 主催者を代表し、同協会理事長の高松 茂氏が挨拶。「グランプリを受賞した取り組みは、制度の趣旨を具現化した内容で納得の内容だった。MVAの結果を管理組合に広め、より一層マンション管理に関心を向けていただければ」と話した。

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