不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/5

三井不、米国で初の物流施設事業に参画

「(仮称)Great Park Parcel 1」計画地

 三井不動産(株)は4日、米国で初の物流施設事業に参画すると発表した。

 米国子会社Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ社)を通じ、全米を代表するディベロッパーTishman Speyer社(TS社)との共同事業契約に基づき、2事業へ出資した。同社の出資上限額は約680億円。三井不動産アメリカ社とTS社との合弁会社を事業会社として推進する。

 参画する2事業は下記の通り。この2事業に加え、今後もさらなる拡大を目指していく。

 「(仮称)Great Park Parcel 1」(カリフォルニア州オレンジ郡アーヴァイン市)は、高速道路405号線、5号線出入口に隣接。敷地面積約12万9,000平方メートル。プレキャストコンクリート造地上1階建ての4棟構成。延床面積約5万5,300平方メートル。着工は第1期2025年、第2期26年、竣工は第1期26年、第2期27年の予定。

 「(仮称)2225 Jerrold Ave Logistics Center」(カリフォルニア州サンフランシスコ市)は、高速道路101号線出口1分、280号線出口4分。敷地面積約1万1,700平方メートル。プレキャストコンクリート造1階建て。延床面積約8,200平方メートル。既存物流倉庫を取得し、リニューアルを実施。完成は24年の予定。

「(仮称)2225 Jerrold Ave Logistics Center」外観

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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