三井不動産(株)と東京ミッドタウンマネジメント(株)は5日、「東京ミッドタウン」(東京都港区)の災害対応力向上に向け、中圧ガスによる非常用発電機増設工事に着工したと発表した。
停電時でも継続的かつ安定的に電力を供給できる中圧ガスによる非常用発電機(4,000kW)を2台増設する。現在は、非常用発電機(3,200kW×3 台)とコージェネレーションシステム(900kW×2 台)により、停電から3日間は69%、4日目以降は11%の電力供給が行なえる環境だが、増設後は停電から6日間、通常時のピーク時電力100%を維持。住宅の共用部、商業店舗に通常時と同様に電力を供給できるようにする。7日目以降も、65%の供給を可能とする。
竣工は2026年12月の予定。