不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/3/7

2月の首都圏既存一戸建て価格、連続で上昇

 (株)東京カンテイは7日、2024年2月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,046万円(前月比2.7%上昇)と連続で上昇した。都県別では、東京都が6,233万円(同2.7%上昇)と2ヵ月連続で上昇。神奈川県は4,368万円(同2.0%下落)と3ヵ月連続上昇から下落に転じた。千葉県は2,724万円(同0.8%下落)と3ヵ月連続の下落。埼玉県は2,875万円(同3.7%上昇)で連続で上昇し、前年同月比もプラスに転じた。

 近畿圏は2,813万円(同4.3%下落)と再びの下落。主要府県別では、大阪府が3,002万円(同7.6%下落)と反転下落。兵庫県は2,884万円(同0.1%上昇)とわずかではあるが連続で上昇した。京都府は3,552万円(同7.8%下落)と前月からの反動で下落した。大阪府と京都府が大きく下落した影響で、近畿圏全体では前年同月比含め下落に転じた。

 中部圏は2,685万円(同3.7%上昇)、愛知県は3,202万円(同1.2%上昇)と、いずれも3ヵ月連続の上昇となった。

 宮城県は2,517万円(同1.5%上昇)、福岡県は2,426万円(同7.0%上昇)だった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。