不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/3/11

小規模戸建て価格、首都圏は再び上昇

 (株)東京カンテイは7日、2024年2月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,243万円(前月比0.5%上昇)と、再び上昇に転じた。ただし上昇率は小さく、上値の重い展開が続いている。都県別では、東京都が6,247万円(同変動なし)とほぼ横ばい。神奈川県は4,823万円(同4.5%上昇)と反転上昇した。千葉県も4,286万円(同1.3%上昇)と上昇に転じた。埼玉県は4,292万円(同2.7%下落)と下落。分譲戸建ては前月からの反動で増加が見られるが、千葉県は減少が続き、前年同月比もマイナスとなっている。

 近畿圏は3,855万円(同0.4%上昇)と上昇した。主要府県別では、大阪府が3,774万円(同1.1%下落)と下落に転じた。兵庫県は4,169万円(同1.5%上昇)と反転上昇。京都府は3,916万円(同8.5%上昇)と3ヵ月連続の下落から上昇に転じた。京都市の平均価格が上昇したことが主な要因としている。

 中部圏は3,931万円(同4.9%上昇)、愛知県は4,005万円(同4.5%上昇)といずれも3ヵ月連続で上昇した。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。