不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/3/21

マンション賃料指数、東京23区は横ばい

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2023年第4四半期(10~12月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基準に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の全国主要都市のインデックス(全体概況)は、東京23区が117.52(前期比+0.10)、東京都下が108.88(同+0.94)、横浜・川崎市が112.95(同+0.13)、千葉西部が113.50(同+1.84)、埼玉東南部が113.23(同+1.12)。東京23区、横浜・川崎市が横ばい、東京都下、千葉西部、埼玉東南部が上昇した。

 地方都市では、札幌市が120.08(同-0.53)、仙台市が121.86(同+2.17)、名古屋市が97.71(同-3.61)、京都市が118.58(同+0.05)、大阪市が128.90(同+1.06)、大阪広域が113.90(同+1.10)、福岡市が116.62(同+0.83)。上昇したのは仙台市、大阪市、大阪広域、福岡市で、京都市は横ばい。札幌市、名古屋市は低下となった。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が114.74(同+0.25)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が120.29(同+0.08)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が122.22(同+0.16)だった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。