不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2024/4/15

売上高は115億円/アズ企画24年2月期

 (株)アズ企画設計は15日、2024年2月期決算(連結)と、今後の経営戦略に関する説明会をWebで開催した。当期より連結財務諸表を作成しているため、23年2月期の数値および対前年度増減率、24年2月期の対前年度増減率は記載していない。

 当期(23年3月1日~24年2月29日)は、売上高115億600万円、営業利益6億6,300万円、経常利益4億5,400万円、当期純利益6億2,000万円となった。22年12月に設立した子会社「アズプラン」が、同社保有の2物件の売買仲介を実施。戦略的重要性が高まったことを受け、連結子会社化した。第4四半期に大型案件のキャンセルがあり、売り上げ・利益が計画を下回ったものの、売上高は前期比22.7%増、営業利益は同34.1%増と、大幅な増収増益を達成。販売用不動産在庫についても52億円(同16.0%増)と、過去最高だった前期を上回っている。

 不動産販売事業では、レジデンス10棟、店舗付きレジデンス3棟、区分マンション3件、寮3棟、ビル2棟、区分事務所1件、店舗1件を売却(同1件減)。販売件数は減少したが、平均販売金額5億円と高水準を維持し、売上高106億3,900万円(前期比23.4%増)、セグメント利益7億6,000万円(同28.3%増)を計上した。
 不動産賃貸事業は、貸しコンテナ、コインパーキング、事業用・居住用サブリースに加え、不動産販売事業において取得した販売用不動産賃料収入等の獲得に注力。インバウンド需要が回復し、民泊施設での積極的な収益獲得にも努めた。その結果、売上高は6億2,900万円(同17.1%増)、セグメント利益は7,100万円(同63.0%増)。

 同社代表取締役社長の松本俊人氏は、今後の営業戦略について「主力の販売事業の成長に向け、5億円以上の物件を中心に10億~20億円規模の取り扱いを拡充。また、投資家からのさまざまなニーズに対応するため、オフィスや店舗などレジデンス以外の種別の取扱比率を上げていく」と話した。

 また、23年12月11日をもって、すべての新株予約権の行使が完了したことを受け、「調達した約4億円の資金は、不動産開発事業やプレミアムマンション事業などの新たな取り組み、M&Aや戦略的提携の推進に活用する」と言及。
 23年8月に丸の内へ東京本社を移転したことにも触れ、「多くの方に来ていただけるオフィスづくりを行ない、お客さまや取引先とのコミュニケーションを活性化させ、業績拡大を目指す」とした。

 次期は、売上高130億円、営業利益8億1,000万円、経常利益5億7,000万円、当期純利益4億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年7月号
建物の維持管理、今後重要視されます
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/23

「記者の目」を公開しました

記者が興味を持ったテーマを徹底取材する「記者の目」を更新しました。

今回更新したのは、「インフラゼロへの挑戦」。皆さんは、(株)MUJI HOUSEが、既存のライフラインに依存せず、エネルギーを自給自足できる設備を整えたトレーラーハウス「インフラゼロでも暮らせる家」の商品化を目指しているのをご存じですか?同社は昨年3月に実証実験「ゼロ・プロジェクト」を開始。2025年の実用化を目指し、今年4月にはプロトタイプを報道陣に公開しました。写真も交えつつをレポートします。「未来の家」が垣間見えるかもしれません。