不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/4/19

α世代の親が重視したのは「食洗機」「追い焚き機能」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は19日、「α世代ファミリーのライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。

 調査対象は、α世代(2010~24年生まれの世代)の子供を持ち、第1子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越した世帯。第1子の内訳は、0~3歳(未就学児)が177人、4~6歳(未就学児)が185人、7~9歳(小学校低学年)が186人、10~12歳(小学校高学年)が189人の計737人。調査期間は、24年2月9~13日。

 α世代ファミリーが住まい探しで重視したポイント1位は、キッチンでは「食器洗い乾燥機」(36.6%)、お風呂では「追い焚き機能」(31.8%)となった。居室では「日当たりが良い」(43.7%)、外観・共用部分では「駐車場」(43.7%)。立地やエリアで重視したポイントでは、「治安が良い」(36.4%)、「小学校・中学校が近い」(34.7%)、「スーパーマーケットが近い」(32.3%)など11項目で20%を超え、多様な観点から周辺環境を確認している実態が浮かび上がった。

 住まい探しで大変だったこと・困ったことは、「物件の価格が適正なのかが分からない」(22.0%)がトップ。以下、「予算に合う物件が見つからない」(21.0%)、「希望エリアに物件が見つからない」(17.4%)と続いた。住まい探しで不動産会社にしてもらってうれしかったこと・良かったことは、1位が「掛かる費用について丁寧に説明してくれた」(29.6%)、2位が「問い合わせに対するレスポンスが早かった」(22.0%)、3位が「アフターサービスが充実していた」(15.5%)だった。

 スマートフォンやタブレット端末などでYouTubeを見ている子供は70.7%で、見始めた年齢は平均3.9歳。0歳から見ている子供も一定数いた。また、7~12歳で、子供専用のスマートフォンやタブレット端末を持っているのは45.1%、デビューは平均8.2歳だった。同年齢層でLINEは36.3%、XやTikTok、InstagramなどのSNSは16.5%が利用していた。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。