不動産情報サービスのアットホーム(株)は19日、「α世代ファミリーのライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。
調査対象は、α世代(2010~24年生まれの世代)の子供を持ち、第1子が生まれてから購入物件(マンション・一戸建て)に引っ越した世帯。第1子の内訳は、0~3歳(未就学児)が177人、4~6歳(未就学児)が185人、7~9歳(小学校低学年)が186人、10~12歳(小学校高学年)が189人の計737人。調査期間は、24年2月9~13日。
α世代ファミリーが住まい探しで重視したポイント1位は、キッチンでは「食器洗い乾燥機」(36.6%)、お風呂では「追い焚き機能」(31.8%)となった。居室では「日当たりが良い」(43.7%)、外観・共用部分では「駐車場」(43.7%)。立地やエリアで重視したポイントでは、「治安が良い」(36.4%)、「小学校・中学校が近い」(34.7%)、「スーパーマーケットが近い」(32.3%)など11項目で20%を超え、多様な観点から周辺環境を確認している実態が浮かび上がった。
住まい探しで大変だったこと・困ったことは、「物件の価格が適正なのかが分からない」(22.0%)がトップ。以下、「予算に合う物件が見つからない」(21.0%)、「希望エリアに物件が見つからない」(17.4%)と続いた。住まい探しで不動産会社にしてもらってうれしかったこと・良かったことは、1位が「掛かる費用について丁寧に説明してくれた」(29.6%)、2位が「問い合わせに対するレスポンスが早かった」(22.0%)、3位が「アフターサービスが充実していた」(15.5%)だった。
スマートフォンやタブレット端末などでYouTubeを見ている子供は70.7%で、見始めた年齢は平均3.9歳。0歳から見ている子供も一定数いた。また、7~12歳で、子供専用のスマートフォンやタブレット端末を持っているのは45.1%、デビューは平均8.2歳だった。同年齢層でLINEは36.3%、XやTikTok、InstagramなどのSNSは16.5%が利用していた。