不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/25

千葉・松戸の分譲住宅で5種のライフスタイル提案

「成長の家」外観
収納スペース「ファミ片」
奥行き約600mmのベンチ

 ポラスグループのポラスガーデンヒルズ(株)は25日、「楽家 松戸・高柳」(千葉県松戸市、総戸数28戸)を報道陣に公開した。シンプルライフ研究家として活動するマキ氏とのコラボ「楽家」シリーズの第3弾。

 「楽家」シリーズは、ライフスタイル提案型の住戸プランが特徴。初弾の「楽家 豊四季」では、家事効率を最適化するために家事動線における歩数を減らした構成の「時短の家」、家の中で仕事ができるようにテレワークブースを設けた「両立の家」、リビングでもリラックスできるようにリビングとダイニングを分けた「休息の家」の3タイプを提案した。第2弾の「楽家 流山おおたかの森」では広い空間を提供することで家具配置を自由に決められるようにした「自由の家」を追加。第3弾となる「楽家 松戸・高柳」は、さらに、子供の目線で設計した「成長の家」を追加し、計5プランとした。

 「松戸・高柳」は、東武アーバンパークライン「高柳」駅徒歩13分、「六実」駅徒歩17分に立地。畑だった土地を同社が取得し、分譲地として整備した。土地面積は120.92~126.91平方メートル、建物面積は95.30~104.17平方メートル。間取りは2LDK~4LDK。

 今回追加した「成長の家」は、子供が親の手伝いをしやすいよう、キッチンを2列型にした。子供が寝転がったり宿題をしたりするスペースとして、1階に奥行き約600mmのベンチも設置。また、収納スペースとして「ファミ片」を用意。家族4人で使うことを想定してブースを4ヵ所に分けてあり、個人ロッカーのように利用することを可能とした。色分けされたクロス、可動棚、ハンガーパイプで、子供でも片付けがしやすく、玄関から入ってすぐの位置に設置することで、リビングに入る前に片付けが済むように工夫した。

 2月に販売を開始し、22戸が成約済み。価格は3,480万~4,450万円。購入者は、26~55歳で、30歳前後が多い。千葉県在住者と都内在住者が半々で、都内勤務が8割だった。5つのプランそれぞれで、特徴としている部分が評価されているという。4月5日に最終期5棟の販売を開始し、27日からのモデルハウス内覧会には4件の予約が入っている。

「両立の家」のテレワークブース
「休息の家」のリビング

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