不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2024/5/24

相鉄G、シドニーの複合施設に出資

「60 Margaret Street」外観

 相鉄グループの(株)相鉄アーバンクリエイツは23日、シドニーの複合施設「60 Margaret Street」に出資したと発表した。豪州での事業展開はグループ初。

 同物件は、シドニー中心部を南北に縦断するメインストリートGeorge Streetに面し、近郊鉄道のターミナル駅である「Wynyard」駅に直結。敷地面積は約4,464平方メートル。1980年築、鉄骨鉄筋コンクリート造地上33階地下4階建て、貸付面積4万7,179平方メートル。用途はオフィス、商業施設。

 三菱地所(株)の子会社であるMEC Global Partners Asiaと現地の不動産運用会社のAshe Morgan Investmentsが共同で組成、運用するファンドの持分を取得した。

 相鉄グループは「長期ビジョン“Vision2030”」において、海外事業への進出拡充や不動産事業の抜本的な改革を重点目標としている。相鉄アーバンクリエイツでは今後も、相鉄線沿線に限らず首都圏や海外に事業領域を広げ、不動産取得と開発を推進していく。

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お知らせ

2024/5/23

「記者の目」を公開しました

記者が興味を持ったテーマを徹底取材する「記者の目」を更新しました。

今回更新したのは、「インフラゼロへの挑戦」。皆さんは、(株)MUJI HOUSEが、既存のライフラインに依存せず、エネルギーを自給自足できる設備を整えたトレーラーハウス「インフラゼロでも暮らせる家」の商品化を目指しているのをご存じですか?同社は昨年3月に実証実験「ゼロ・プロジェクト」を開始。2025年の実用化を目指し、今年4月にはプロトタイプを報道陣に公開しました。写真も交えつつをレポートします。「未来の家」が垣間見えるかもしれません。