不動産情報サービスのアットホーム(株)は12日、「不動産のプロに聞いた!『ファミリー世帯が一戸建て購入時に妥協しているポイント』ランキング」を発表した。
一戸建て購入を検討しているファミリー世帯に物件を紹介したことがあるという同社加盟店を対象に、インターネットでアンケート調査を実施。条件、設備、周辺環境の3点に分け、妥協しても問題ないと考えたポイントを聞いた。調査期間は3月13~19日で、有効回答数は539。
条件の1位は「内装のデザイン」(35.4%)。2位は「眺望が良い」(34.5%)、3位は同率で「建物構造」「外観のデザイン」(31.9%)と続いた。不動産会社からは、内装のデザインについて「リフォームやDIYで自分好みにできるため」「内装はシンプルでも家具で個性が出せる」といったコメントがあった。
設備では、「書斎」(49.0%)がトップに。以下、「オール電化」(46.2%)、「床暖房」(42.3%)と続いた。書斎については、「リモートワークする上で便利だが、優先順位は高くない」との意見が寄せられた。
周辺環境では、1位が同率で「コンビニが近い」「ドラッグストアが近い」(33.2%)。不動産会社からは「インターネットショッピングで購入することもできる。スーパーマーケットが近ければ、コンビニがなくとも不便ではない」といったコメントがあった。3位は「最寄駅から近い」(30.1%)だった。