東急(株)はこのほど、タイにてサービスアパートメント事業「Dusit Suites Kingsquare Bangkok(デュシットスイーツキングスクエアバンコク)」(バンコク都、総客室数154室)に参画すると発表した。
同社の現地法人「Tokyu Development(Thailand)co.,LTD(東急ディベロップメント<タイランド>)」が、タイ大手財閥系企業サハグループが設立した「KING SQUARE SUITES CO.,LTD(キングスクエアスイート)」を通じて開発を行なう。
計画地は、バンコク中心部より南に約10kmに位置する再開発エリア「キングスクエア」。敷地内には、世界トップレベルのインターナショナルスクールがあるほか、商業施設の開業が予定されている。
敷地面積約4,012平方メートル、鉄筋コンクリート造地上28階建て。間取りは1~2ベッドルーム、ペントハウス。客室は約70平方メートル以上が中心で、一部客室はホテルとして短期宿泊の利用が可能。
共用施設は、プール、キッズクラブ、コワーキングスペース、ラウンジ等。主なターゲットはインターナショナルスクールに通う家族や教職員等。
さらに東急ディベロップメント(タイランド)とサハグループは、2024年8月に「サハ東急プロパティマネジメント」を設立し、「キングスクエア」一帯の物件を中心に不動産管理を行なっていく。サービスアパートメントとホテルの運営は、タイを代表するホテルとホスピタリティサービスグループ「Dusit International」が行なう。
着工は24年10月、開業は27年の予定。