(株)毎日コムネットは12日、2024年5月期決算(連結)を公表した。
当期(23年6月1日~24年5月31日)は売上高207億7,200万円(前期比2.2%減)、営業利益22億9,200万円(同10.1%増)、経常利益22億1,800万円(同6.5%増)、当期純利益14億8,400万円(同7.4%増)となった。
不動産ソリューション事業では、不動産デベロップメント部門において、金融機関などとの連携によるコンサルティング営業を強化。個人オーナーの他に企業のCRE戦略に応える事業プランを積極的に提案し、物件開発を進めた。また、同社が土地を仕入れて学生向け賃貸住宅を建設し、法人または個人投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託するスキームにも注力。その結果、自社保有物件においては2物件の売却を行ない、管理戸数は18棟1,035戸となった。サブリース物件においては、4件の開発を行ない、売却した2物件および2件の解約を含め、管理戸数は198棟9,679戸に。
その結果、管理受託物件を含め総管理戸数は224棟1万2,046戸(前年同期比末比2.2%増)となった。セグメント売上高は167億8,200万円(同5.9%減)、セグメント利益は28億3,997万円(同5.2%増)。
学生ソリューション事業は、課外活動ソリューション部門において、売上高が20年5月期の77.1%まで回復。売上高40億7,213万円(同16.2%増)、セグメント利益4億89万円(同34.2%増)を計上した。
次期(25年5月期)については、売上高220億3,000万円、営業利益24億1,000万円、経常利益22億7,000万円、当期純利益15億2,000万円を見込む。