不動産ニュース / 開発・分譲

2024/7/24

渋谷一丁目地区の開発事業を民間都市再生認定

「渋谷一丁目地区共同開発事業」完成イメージ

 国土交通省は23日、渋谷一丁目開発(株)(ヒューリック(株)、清水建設(株))が申請していた「渋谷一丁目地区共同開発事業」(東京都渋谷区)を優良な民間都市再生事業計画として認定した。

 都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域および特定都市再生緊急整備地域の「渋谷駅周辺地域」に位置。都有地を活用した都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業。

 事業区域面積1万1,754.90平方メートルの敷地に、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上14階地下2階建ての建物を建設する。延床面積は4万7,350.60平方メートル。事務所、共同住宅、体育館、店舗などで構成。子供たちの主体性を育む「創造文化教育施設」や、クリエイターの活躍機会を提供する「クリエイター育成・交流・発信施設」等を整備。多世代の創造性やコミュニティを育む共創・共育の拠点を形成する。

 美竹公園との一体整備により、歩いて楽しい空間の形成や回遊性の向上を図る。また、避難所および一時滞在施設を整備。省エネや創エネ、オフサイトの創エネ活動などで電力由来のCO2排出量を抑えることで、防災と環境に配慮する。

 竣工は2027年6月30日の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。