(独)住宅金融支援機構は30日、2024年4~6月分のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公表した。
同期間の付保申請戸数は390戸(前年度比5.6%減)、付保実績戸数は302戸(同9.9%減)、付保実績金額は46億3,000万円(同8.7%減)、期末の取扱金融機関数は87機関(同2機関増)だった。
申込者の平均年齢は69.2歳で、年収は398万円。年金受給者(51.3%)が過半数を占め、次いで会社員(26.9%)。3番目は会社役員と個人経営(いずれも5.9%)。
資金使途は、注文住宅(32.6%)、戸建てリフォーム(24.4%)、借り換え(16.2%)、新築マンション(15.9%)、既存マンション(6.7%)など。
資金計画については、平均所要額が3,071万円、融資額が1,663万円、毎月の支払額が4万1,000円。利用タイプは、ノンリコース型が99.5%を占めた。