不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/9/10

首都圏の新築小規模戸建て価格、7ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは9日、2024年8月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,442万円(前月比1.3%上昇)と7ヵ月連続で上昇。都県別では、東京都が6,864万円(同4.9%上昇)と連続上昇し、2014年4月の集計開始以来最高価格となった。神奈川県は4,763万円(同1.1%下落)と下落に転じ、千葉県も4,325万円(同3.4%下落)と反転下落。埼玉県も4,282万円(同1.4%下落)と連続で下落した。

 近畿圏は4,000万円(同1.7%上昇)と、3ヵ月連続で上昇。主要府県別では、大阪府が3,886万円(同0.1%下落)とわずかだが下落に転じ、兵庫県は4,419万円(同5.8%上昇)と連続で上昇。京都府は3,802万円(同4.4%下落)と3ヵ月連続上昇から下落した。

 中部圏は3,857万円(同0.5%上昇)、愛知県は3,916万円(同1.8%上昇)と連続で上昇した。

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