(株)長谷工コーポレーションは12日、2025年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(24年4月1日~9月30日)は、売上高5,587億5,400万円(前年同期比6.8%増)、営業利益354億2,900万円(同18.1%減)、経常利益362億7,300万円(同16.2%減)、当期純利益193億7,300万円(同32.5%減)の増収減益。
主力の建設関連事業における完成工事高は、主に単体での施工量の増加により2,852億円(同8.9%増)と増加。完成工事総利益は、物価上昇・労務費上昇により、359億円(同9.4%減)となった。完成工事総利益率は12.6%(同2.5ポイント減)。物流施設等6件を含む計34件を完成させた。セグメント売上高は3,958億円(同3.5%増)、営業利益は247億円(同21.5%減)。
期末の単体受注高は3,071億円(同50.8%増)と過去最高。分譲マンション新築工事の受注は、首都圏で200戸以上の大規模物件14件を含む39件、近畿圏・東海圏で大規模物件2件を含む7件で、合計34件。賃貸住宅等3件を受注した。
不動産関連事業では、分譲マンションの新規引き渡しが減ったが、その他の不動産取引量が増加したことにより、セグメント売上高771億円(同35.7%増)、営業利益129億円(同3.5%増)。サービス関連事業については、新築マンションの販売受託における引渡戸数や不動産仲介事業の法人向け不動産の取扱量等は減少し、セグメント売上高は1,250億円(同1.1%減)、営業利益は53億円(同25.9%減)となった。
通期では、受注高5,800億円、売上高1兆1,800億円、営業利益820億円、経常利益800億円、当期純利益530億円を見込む。