不動産ニュース / 開発・分譲

2024/11/20

ベトナムに11棟目の物流倉庫開発/阪急阪神不他

「セムコープ ロジスティクスパーク(トゥイグエン)」外観イメージ

 阪急阪神不動産(株)と(株)シーアールイーは20日、ベトナム北部のVSIPハイフォン工業団地内において物流倉庫「セムコープ ロジスティクスパーク(トゥイグエン)」の建設に着手したと発表した。

 両社がシンガポールのSembcorp Development Ltd(セムコープ デベロップメント社)と共同でSembcorp Infra Services Pte Ltd(以下、セムコープ インフラサービス社)に出資して進めているプロジェクト。

 開発地であるVSIPハイフォン複合都市・工業団地は、ベトナム北部最大の湾岸都市であるハイフォン市に位置。また、同市と首都ハノイ市は主要幹線道路でつながっていることから、広域物流拠点としての優位性が高い。さらに同団地はベトナム・シンガポール両政府の支援で開発が進められており、設備等のハード面が充実。また質の高いカスタマーサービスを提供していることが高く評価されている。

 敷地面積は約2万3,000平方メートル。建物は地上2階建て、賃貸面積は約2万平方メートル。

 竣工は2025年秋ごろを予定。同物件の竣工によりセムコープ インフラサービス社を通じて運営する物流倉庫は計11棟・総賃貸可能面積は約15万平方メートルとなる。

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