不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/22

圏央道「境古河」IC近くに物流施設/C&W

「LF境古河」外観

 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは21日、マルチテナント型物流施設「LF境古河」(茨城県猿島郡)を竣工したと発表した。同社グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(株)が、境古河ファシリティ特定目的会社を通じて開発したもの。

 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「境古河」ICから約2.3kmの下小橋工業団地内に立地。敷地面積約5万183平方メートル。鉄骨造地上4階建て、延床面積約11万3,291平方メートル。

 CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク認証、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)6スター、ZEB Ready認証を取得。屋根に太陽光発電設備、建物上部にBCP対策として受変電設備・非常用発電機を設置した。

 1フロア最大約2.4万平方メートル。フロア分割により、最大16テナントが入居可能。各階に大型車両が直接接車できるバースを整備した。倉庫内は大型シーリングファンや一部空調を実装し、施設のワーカーやドライバーの快適性を向上。共用部として、カフェテリアや売店も設置した。

 同社は20日に行なった竣工式で、同郡境町と「災害時等における緊急避難場所の施設使用に関する協定」を締結。災害時には近隣住民の一時避難所として、同施設を提供する。

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