コリアーズ・インターナショナル・ジャパン(株)は12日、2024年第4四半期の「東京オフィスマーケットレポート 東京主要5区・グレードAオフィス」を発表した。千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区の、基準階面積がおおむね300坪以上の主に賃貸に供されるオフィスビルについて分析している。
丸の内・大手町エリアは、需給が一段と引き締まり、空室率2.3%(前期比0.1ポイント低下)、坪当たり賃料4万5,200円(同変動なし)。
日本橋・八重洲・京橋エリアは、空室率1.9%(同0.4ポイント低下)、賃料4万3,300円(同3.4%上昇)。東京駅前の大規模再開発の進展により、競争力が一段と高まっている。
赤坂・六本木エリアは空室率14.4%(同0.7ポイント上昇)と空室率が上昇、賃料は3万2,300円(同1.5%上昇)と上昇した。
品川・港南エリアは空室率2.6%(同0.4ポイント低下)、賃料は2万7,300円(同2.3%上昇)。エリア競争力の向上により需給の改善が継続していること、交通利便性の高さが再評価されていることから、需要は堅調に推移している。
渋谷・原宿エリアは空室率2.6%(同0.1ポイント低下)、賃料は4万1,400円(同2.0%上昇)。
西新宿エリアは空室率5.1%(同0.2ポイント低下)、賃料は2万8,200円(同変動なし)。